2016/11/02  ツインズ対談記事

文責:柴田優香

 

「教えてください!大阪の企業!第2弾~ツインズ編」

今回は、株式会社ツインズの上岡社長に取材をさせていただきました!

ONOFFを使い分けろ!上岡社長流「企業は人なり」会社経営術!!

 

~取材企業紹介~

株式会社ツインズ(参照 URLhttp://www.twins-rw.com/

・所在地:大阪市北区

・事業内容:ウエディング、宴会、会議、展示会、ケータリング、宿泊レストラン、海外ウエディングプロデュース 他

・社員:70

・年商:2014年度(第11期)125400万円

 

~取材隊員紹介~

みさき

しっかり者の2年生。できる。女性オーラを放つ学販のホープ。取材直前までとても緊張していた人その1。

 

あおい

1年生の新人隊員。持ち前の明るさとたまに出る天然なところは学販の癒し。取材直前までとても緊張していた人その2。

 

ゆうこう

1 年生ながらにして非常にアクティブな新人隊員。前回に引き続き今回も取材に参加してくれていることからそのアクティブさは伝わっているはず・・・全く緊張していなかったであろうツワモノ。

 

まや

なんだかんだ言って一番アクティブな我らが代表。食べることが大好きなんだとか・・・。今回は後輩のフォローにまわってくれている様子。

 

 

 

 

みさき:「上岡社長、本日はよろしくお願い致します。では最初に、簡単に自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか?」

 

上岡社⻑:「若干、本題にも入ってしまうと思うんだけど良いかな?現在52歳で、和歌山出身、僕は26歳の時に起業したから、ちょうど人生の半分を経営者として生きてきたことになるね。最初はホテル専門の人材派遣会社を設立したんだよ。ホテルでは社員が1,2人しかいないのが普通で、残りはみんな派遣社員なんだ。僕⾃身が大学生のとき派遣に登録していて、「卒業して3年後に⾃分で派遣業を立ち上げよう」と決意したんだ。それで卒業後すぐ“配膳会”というところに就職して3年間勉強したんだよ。そして39歳までは現場に入りながら経営させてもらって、40 歳のときに和歌山にホテルが出来て、代表として運営させてもらえることになったんだ。それからは、ブライダルやホテル専門、宴会まで、全てのサービスを請け負う事業に発展させたんだ。そこは10年契約だったんだけど、現在では名古屋に1箇所、岐阜に2箇所、あとは大阪に3か所の計6箇所のホテルを経営しているよ。実は26歳で起業しようとした時は、ちょうどバブルが終わった直後くらいで、和歌山市内にはホテルが2箇所しかなかったんだ。当時、白浜なら和歌山市内よりは需要があるだろうと考え、一気に白浜で7箇所のホテルを経営し始めたんだよ。その後、和歌山市内の2か所のホテルが苦戦するようになってしまったため、その2箇所も一緒に運営することにしたんだよ。ただ5年くらいして和歌山だけの市場では継続性に欠ける可能性も考慮して、大阪にも展開して、今に至るんだよ。」

 

あおい:「そうなんですね。東京には進出しようと思われなかったのですか?」

 

上岡社⻑:「東京はね、すごくリスクが⾼いんだよ。新幹線の通っている所がビジネスには向いているんだけど、東京は資金力がなければ勝負ができないんだ。サービス業は投資や人材の確保をするのにすごくコストがかかっていて、しかもすぐ辞めてしまう人が多いから、人件費がかさみやすいんだ。東京は競争も非常に激しいし。そこで僕は地域密着型で1番になること をとても大切にしているんだ。実際に和歌山では地域一番店になったら、自然と大きな案件が入ってくるようになったし、経営も安定するんだよ。」

あおい:「とても面白いお話ですね。では、これまで経営されていく中で成功されるまでに苦労されたことはあります

か」

 

上岡社長:「苦労はたくさんしてきたよ。成功の定義は「上場したい」や「利益を上げたい」など価値観それぞれ

ね。僕の場合は「従業員が幸せも感じつつ、会社が成長すること」だと考えているんだ。だから従業員みんなONE

OFF」を大切にするように入社式から言い続けていてね。僕自身25歳まではまだ勉強する時間、25歳から50歳までは

思い切り働いて、50歳から70歳ではセミリタイアすると決めているんだよ。まさにONOFFの切り替えだよね。僕の会

社は土日を完全OFFにしているし、残業もさせないようにしているんだよ。」

 

あおい:「プライベートとお仕事をしっかり分けられているのですね。」

 

上岡社長:「そうだね。休みの日は従業員にリフレッシュや自分磨き、特に家族サービスのために時間をつかってもらう

ように心がけているんだ。残業に関しては、原因として、一つはキャパオーバー、もう一つは仕事が遅い、大きくこの2

つしかないと思っていて、前者は上司の管理次第で調整できるけど、後者は時間管理が出来ていないわけだから、やはり

ONOFFの上手な切り替えが大切なんだ。」

 

ゆうこう:「なるほど、社長が従業員を大切にされていることがとても伝わってきました。その従業員のために、という

想いはいつ頃から芽生えたものなのですか?」

 

上岡社長:「自分で実際に起業して会社を経営していく中で芽生えたものかな。仕事は自分一人では絶対できないと思っ

ていて、今のように出来ているのは本当に従業員のおかげだと日々実感しているんだ。社長の仕事は大きく分けて、会社

の方向性を決めること、資金繰り、この2つに集約されると思っていて、だからこそ社長は全てにおいて秀でている必要

はないんだよ。平均的にスキルを持っている必要はあるけど、それぞれのスキルで足りない分は、そこを専門とする従業

員に任せた方がずっと良い。「企業は人なり」という言葉もあるが、従業員を大切にするというのは本当に重要なことだ

と思っている。どの会社も良く用いる言葉だが、実際に実行されているかが大事だよね。」

 

あおい:「素晴らしいお考えですね。では苦労されたこととは逆に、社長にられて良かったことはございますか?」

 

上岡社:「そうだね、やはり時間を自由に管理できるということかな。僕はゴルフと食べることが好きなんだけど、自由にONOFFが切り替えられるからこそ、出張の際に地域で一番美味しい所に食べに出かけたりなど、OFF も充実させて楽しんでいるよ。」

 

みさき:「人と時間を非常に大切にされていて素晴らしいお考えをお持ちですね。では先程少し伺った事業の話をより詳

しくお伺いしたいのですが、社長はツインズの強みはどの辺にあるとお考えですか?」

 

上岡社長:「やはり僕は新卒採用人材教育に一番力を入れているよ。実は今まで僕は一度も新卒採用の面接をしたこと

がないんだ。というのも、新入社員は僕と直接関わって仕事をするわけではなくて、実際に関わって働くのは中間管理職

の人たちだから、彼らにとっての良い人材でないと意味がないだろう。僕は中間管理職の人たちを心から信頼しているか

ら、彼らに新卒採用や人材教育はほとんど任せてあるんだ。」

あおい:「そうなんですね。その他にツインズさんの強みはございますか?」

 

上岡社長:「そうだね、やはり人脈があることかな。僕は社内での人間関係をフラットにする ということを非常に大切にしているんだ。昔のホテルでは調理場が一番偉いという風潮が強くてね。オーダーストップ前にお客さんが来たら不機嫌になるし、料理に髪の毛が入っていても知らん顔するし、シェフ自身は我が物顔でサービスマンに謝らせていることに僕は違和感を感じていたんだ。そもそもホテルというのは、お客様がいるからこそ、そしてそのお客様に接客するサービスマンがいるからこそ、成り立っているものだからね。だからこそ、僕は自分がサービス業の出身ということもあって、調理場が強いという昔のホテルの状態を是正して、どの部署の従業員もフラットでいられるような環境づくりに気を遣っているんだ。」

 

みさき:「やはりここでも人を大切にするという社長の想いが現れているんですね。では次に社長の今後の展望をお聞か

願いますか?」

 

上岡社長:「そうだね、一番はやはり3年後にセミリタイアすることが目標かな。そろそろ時期も時期だし、この残り

3年間で後継者をしっかり育てて、安心して会社を譲れる状態にしたいと考えている。会社を大きくしたい、と考える

社長さんの方が多いのだろうけど、自身は一つの会社をより大きくすることはリスクが大きいだけだと思っていて

ね。社を大きくするために雇用を増やすと会社として守るべき家族が増えることになる。そこで僕は会社を複数つくっ

て分社化し、上場までさせていきたいと考えているんだ。会社は少数精鋭部隊にして、足りない部分は積極的にアウトソ

ーシングすることで、節約できた分を人材育成に当てた方がずっと効率的だからね。」

 

まや:「なるほど、今後もより良き人材育成が重要になってきますね。では最後に、ツインズさんは新規採用にも力を入

れていらっしゃるということで、就職を控えた学生たちに一言あればお願い致します。」

上岡社長:「そうだね、自分がやりたいことを見つけなさいといわれても難しいものだよね。 何が好きなのか、何が得

なのかと聞かれて上手く応えられないという学生も多い。やはり就活というのは結婚と同様、出会いだと思ってい

て、タイミングというのがすごく大事だと思う学生時代はアンテナを張って自分の可能性を勝手に決めてしまわず

に、積極的に 色んな勉強をしたり、色んなことに挑戦していくというのが重要かな。」

 

学販一同:「すごく勉強になりました。本は貴重なお話をありがとうございました!」

 

*取材を終えての感想*

みさき・・・初めての取材で緊張している私たちに気を遣って、笑いを交えながらも非常に丁寧に詳しく話して下さり、

上岡社長には本当に感謝しています。ひとつひとつのお話から、人と時間 を大切にされていることがひしひしと感じら

れ、特に従業員の幸せを一番に考えてON OFF の切り替えを大事にされているというのは、とても素晴らしい考えだ

と思ました。分も将来ツインズさんで働きたいと思うほど、素敵な会社、素敵な社さんでした。お忙しい中、お時

間をとって素敵なお話をたくさんしてくださり、本当にありがとうございました。

 

あおい・・・初めての取材で至らない部分がたくさんある中で、社長さんが私たちの話に笑顔で耳を傾けてくださった

り、丁寧に会社の過去から未来までの経緯を話してくださって本当に感謝しています。会社のことや社長さん自身の考え

を聞けてとても勉強になりました。また、社長さんが会社を大きくすることよりも従業員さんやその家族を守ることを1

番大切にしているとお伺いして感動しました。私も将来このような社長さんの下で仕事をしてみたいと強く思いました。

本日は貴重な時間ありがとうございました。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!次回もお楽しみに!!